東京都総合治水対策協議会
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貯留・浸透施設の技術指針について

「東京都雨水貯留・浸透施設技術指針(案)」(以下「技術指針(案)」という。)は、貯留・浸透施設の計画的な位置付け、構造、効果等に関する技術的な手引書として、当時の知見に基づき、平成3年に東京都区部中小河川流域総合治水対策協議会(注)が作成しました。東京都と区市町村は、流域における雨水の流出抑制を図るため、この技術指針(案)を用いて貯留・浸透施設の普及・促進を積極的に推進してきたところです。 

 

東京都総合治水対策協議会は、貯留・浸透施設のより一層の普及・拡大を図るために、浸水被害対策ばかりでなく、渇水対策、震災対策や環境対策を含め、現段階での技術的な知見を集約し、さらに使いやすい技術指針(案)を目指して平成21年2月に改訂を行いました。

 

また、都は平成24年6月に、学校、公園等の公共施設を活用した一時貯留施設等の設置を効率的に進めていくため、「公共施設における一時貯留施設等の設置に係る技術指針」を策定いたしました。

 

今後、東京都総合治水対策協議会は、これらの技術指針を用いて、さらなる総合治水対策に取り組んでいきます。なお、施工実績、追跡調査及び関係機関の成果を逐次反映していく予定ですので、「東京都雨水貯留・浸透施設技術指針」「公共施設における一時貯留施設等の設置に係る技術指針」の利用者は、この点に十分留意いただければと思います。

 

技術指針が必要な方は、以下のリンクよりダウンロードできます。

 

 

 

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注:平成5年1月に、都内全域において総合的な治水対策を推進するため、都の関係局及び53区市町村(島しょを除く)で構成する「東京都総合治水対策協議会」へ拡大改組している。