ソフト対策
総合的な治水対策の一環として、浸水実績図の公表を進めるなど洪水発生時の被害を最小限に抑えるための対策を進めています。
雨量・水位の情報提供
東京都では、都内で観測している雨量や水位情報をインターネットや携帯端末にリアルタイムで提供する体制の整備を進めています。
浸水実績図等の公表
東京都総合治水対策協議会では、都民の皆様に過去に浸水した地域を知って頂くことにより、適正な土地利用や緊急時の水防・避難等に役立てていただくため、過去の主要洪水を対象に浸水実績図を作成し、公表しています。
なお、本図に示されている浸水地域は、あくまで過去の実績です。現在とは、河川や下水道の整備状況などが大きく異なっており、今後とも同様の浸水が発生することを示すものではありません。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe Acrobat Reader」(無償配布)が必要です。
また、近年(平成元年〜)の浸水実績図等の水害記録は、東京都建設局により作成・公表をすすめていますので、そちらをご活用ください。
浸水予想区域図及び洪水ハザードマップ
東京都では、避難等の対策を講じたり、建物を建築する際に浸水被害を防止する配慮をしていただくなど、水害に強い生活様式を工夫していただくために、平成12年に東海地方を襲った東海豪雨(総雨量589ミリ、時間最大114ミリ)並の雨が降ったときの浸水予想区域図の作成・公表を進めています。
また、この浸水予想区域図を基にして、各区市で洪水ハザードマップの作成・公表をすすめています。洪水ハザードマップには、避難場所などの情報がわかりやすく記載されていますので、公表されている地区につきましては、そちらをご活用下さい。
大規模地下街等の浸水対策
東京都では、「東京都豪雨対策基本方針」に基づき、学識経験者、地下街管理者、鉄道事業者、地元区等とともに、協議会を設置し、地下街等の浸水対策を連携して進めています。
平成20年9月に、浸水に対して脆弱な地下空間を対象とし、具体的対策や配慮すべき事項等をまとめた「東京都地下空間浸水対策ガイドライン」を策定しました。
現在、ターミナル駅周辺に広がる大規模な地下空間を有する12地区について、計画を策定するなど、対策を進めています。
・東京都地下空間浸水対策ガイドライン
・地下街等浸水対策計画一覧及び情報伝達様式(地下街等の各施設管理者用)
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe Acrobat Reader」(無償配布)が必要です。
本計画の位置付けイメージ
協議会の構成イメージ
止水板設置例
・地下街等の浸水避難を支援する映像
ターミナル駅周辺に広がる大規模な地下空間を有する渋谷、新宿西、新宿東、池袋、新橋、八重洲、大手町、丸の内、有楽町、銀座、上野・御徒町、及び浅草の計12地区について、地下街等の管理者、隣接ビルの管理者、鉄道事業者、地元区等から構成される「東京都地下街等浸水対策協議会」を設置し、関係者が連携して地下街等の浸水対策に取り組んでいます。
集中豪雨等による地下街等の浸水の危険性や浸水対策、避難行動等について、広く利用者へ知って頂くために、映像を公開しました。
1 「もしもの事態に心の備えを 地下への浸水 知って、防いで、命を守る」
2 「もしもの事態に心の備えを 地下への浸水 知って、防いで、命を守る」(避難行動編)
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